湖香を謳う港

湖香を謳う港
五条萌(ごじょうはじめ)
 東京理科大学 理工学部 建築学科

五条萌 録有形文化財に向けて準備を進めている、旧河岸問屋の今後の100年をデザインします。場所は千葉県銚子市野尻町で、野尻町に唯一残る明治はじめの古い民家です。民家は、現在失われてきている地域の個性と文化を伝える固有の価値を持っています。固有の価値を共有する建築が減り続けている中、残すことはどういうことなのか。滑川家の遺伝子を継承していく住宅の100年を提案します。プログラムとして文化財の保存・活用・公開のサイクルを構築し、形態操作として復元と進行、間取りの反映、デザインコードの抽出といった3つのことを行いました。建物は2025年から10年ごとに少しづつ敷地全体に増えていき、2115年には境界を超えて広がって行きます。

作品シート_1

作品シート_2

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