林の奥に座して四顧し、傾聴し、睇視し、黙想す。

2017 千葉県建築学生賞 奨励賞

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林の奥に座して四顧し、傾聴し、睇視し、黙想す。
—国木田独歩文学館—
井出 優汰(いで ゆうた)
日本大学・生産工学部・建築工学科

井出優汰文学館と言っても国木田独歩の眼鏡が置いてあったり、文学作品の資料があるわけではない。この文学館に展示するのは『武蔵野』における独歩の「空間体験」である。本設計における文学館とは、文学作品を媒介として作者と人々を繋ぐ場所である。よって具体的なモノ以外にも感覚的なコトも展示物になりうるのである。
卒業研究「国木田独歩の著す『武蔵野』の空間の特徴の探究」の研究結果を基盤として、独歩の空間認識を訪れた人に促す建築空間を提案する。建築空間と自然環境の間のの身体的な空間体験の連続が人々と自然を繋ぐ。そして独歩の豊かな空間の捉え方が伝わっていく空間を後にした時、『武蔵野』の面影が今なお残る場所、狭山丘陵が人々にとって独歩がみた詩趣に溢れる豊かな自然に変わることを期待する。

作品シート1

作品シート2

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