ゴミの島を物流の島に変換する

2017 千葉県建築学生賞 奨励賞
ゴミの島を物流の島に変換する
株式会社神戸市の再生
上杉 信介(うえすぎ しんすけ)
千葉大学・工学部・都市環境システム学科

上杉信介海上輸送の主要航路であるパナマ運河の拡張に伴い、コンテナ船の規格が急激に大型化しています。日本は水深の深い港が少なく、コンテナ船の大型化に対応できていません。このままでは、国際競争力が低下し、最終的に私たちの生活に影響を及ぼしてしまいます。また、神戸沖には「神戸沖埋立最終処分場」があります。この島は、近畿 2 府 4 県 177 市町村から、一般・産業廃棄物を受け入れています。埋立完了後の跡地利用が困難な状況となっており、このままでは都市の遺物と化してしまいます。そこで、処分場の立地・空間特性を活かして、ハブ機能を持った物流拠点を計画します。かつて「株式会社神戸市」と謳われた時代が、海を舞台に再生を始めます。

作品シート1

作品シート2

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